神経救急の最前線から慢性神経疾患の先端研究まで

概要

病院は東京西部地区に位置し、三多摩地区における中核的医療機関の役割を果たしております。当院は様々な救急疾患に対応する臨床能力で全国的にも高い評価を得ておりますが、特に脳卒中に対しては2006年5月に脳卒中センターをオープンし、地域のみならず全国の先端施設を目指して活動を開始いたしました。我々神経内科グループは、救急医学科や脳外科、リハビリテーション科とともに、躍進を続ける杏林大学脳卒中センターを支える中心的な部門として重要な役割を担っております。一般身体所見・神経学的所見などの理解・実践に始まり、頚動脈エコー・脳血管撮影・心エコーから、rt-PA療法や超急性期局所血栓溶解療法などの様々な神経救急までを毎日のように学ぶ事ができます。
また神経系の慢性疾患を診察する臨床能力を培う過程では、多摩地区随一の大学病院である特性から様々な神経疾患に接することができ、神経内科医としての充実したトレーニングを上級医から受けることが出来ます。指導的立場の神経内科医は留学経験や指導経験豊富な者を揃えており、神経生理や神経病理の専門家もおります。特に神経免疫学においては世界的レベルの研究を行っており、また末梢神経や筋の超音波学では国内随一の施設を自任しております。
我々の施設では、こうした急性期から慢性期までを幅広く学ぶプログラムを今回用意することができるようになりました。また給与などの生活面での支援も都内他施設に決してひけはとらず、プログラム修了後の進路も格段に充実しております。科内の雰囲気は明るく、関連各科との交流もさかんで、当科ほど関連職種が有機的に機能している科はありません。
神経に興味のある方はもちろんですが、初期研修後はやっぱり母校に戻りたいという方、働くなら東京がいいという方、進路や留学先など親身の相談を受けたいという方、親分肌のボスを持ちたい方、脳卒中センターで人助けをしたい方、とにかく少しでも当科に興味がある方は、迷わず御連絡ください。

対象:

初期研修終了見込み者および初期研修修了者(卒後3年目以降)。原則として年齢制限はありません。卒後年数がいっている方も大歓迎。

プログラム及び身分:
1.内科及び神経内科専門医資格取得コース

本学の人材育成プログラムで規定される内科系臨床助手のポストにつき、神経内科を中心に臨床研修プログラムに従って臨床能力を伸ばします。脳卒中センターを含めた内科系各科をローテーションすることも可能で、内科学会認定医資格を取得した後に神経内科専門医にチャレンジしていただきます。試験対策もばっちり指導します。

2.脳卒中専門医資格取得コース

臨床助手または専攻医の立場で、脳卒中センターでの研修を中心に臨床能力を伸ばします。脳卒中専門医になることを主眼としますが、希望に応じて神経内科や脳外科、リハビリテーション科さらには内科系各科をローテーションすることも可能で、様々な資格取得を支援いたします。

3.大学院(博士号)コース

本学大学院生として神経内科や脳卒中センターでの臨床を・・Sに学びます。上級医の指導のもとで臨床から研究へと数年かけて進みますが、上記の二つのコースに比して本人の希望に応じた柔軟なプログラムを組むこととなります。臨床をテーマに学位研究をすることも可能ですし、神経関係の基礎研究へ進むこともできます。医学博士号を取得していただくのが最終目標ですが、並行して各種認定医や専門医資格に挑戦することも可能です。

期間および待遇:

上記のコース1、2は専門医資格取得まで3-6年程度、コース3は4年を基準とします。

勤務(研修)地:

杏林大学病院(東京都三鷹市)および関連病院

研修後の将来:

本学での研修修了後は本学にスタッフとして残って、我々と共に最先端の研究や臨床に邁進することも可能ですし、当科関連病院のスタッフ(医長、部長も含む)としての道を進むことも出来ます。また国内や海外の先端施設への留学を希望する場合は、当科として全力で支援していきます。

最後に:

我々は2006年に出来た脳卒中センターと密接な提携にある若い医局です。他施設のような旧来の神経内科の枠を超えた組織を目指しており、杏林学園もそれを支援しています。まだまだ医局員は少ないですが、その分遠慮のない明るい雰囲気の医局です。神経に興味がある方、我々が新しいものを作り上げることに力を貸してくださる方、是非以下の宮崎まで御連絡ください。

杏林大学医学部付属病院
神経内科学教室・脳卒中センター
連絡先:宮崎泰
〒181-8611
東京都三鷹市新川6-20-2
Tel 0422-47-5511(大代表) Fax 0422-44-0645
Email neurokyrn-ikyoku@umin.ac.jp